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司法書士試験合格までの9年間を綴ったブログです。

八回目で念願の司法書士試験合格

【スキマ時間で民法・相続法⑪】配偶者居住権

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前回のおさらいはこちらから。

 

配偶者居住権とは、夫婦の一方がなくなった場合に残された配偶者が、亡くなった人が所有していた建物に、亡くなるまで又は一定の期間無償で居住することができる権利のこと。

①配偶者居住権が生じるための要件は以下の3つである。

1 被相続人が死亡したこと

2 被相続人が建物を(  )していたこと

正解 所有

3 被相続人の配偶者が、相続開始時に相続財産に属する建物に(   )こと

正解 居住していた

 

②被相続人が、配偶者居住権の目的となる建物を配偶者以外の者と共有していた場合は、配偶者居住権は(   )。

正解 発生しない

 

③配偶者居住権が認められるための要件は、以下の2つのいずれかを満たす場合である。

1 (   )において、配偶者居住権を取得するものとされたとき

正解 遺産分割

2 配偶者居住権が(    )とされたとき

正解 遺贈の目的

 

④共同相続人間で遺産分割協議が調わない場合、家庭裁判所に遺産分割を請求することができるが、家庭裁判所は以下の場合に限り配偶者居住権を取得する旨を定めることができる。

1 共同相続人間の間で、配偶者が配偶者居住権を取得することについて(  )しているとき

正解 合意が成立

2 配偶者が配偶者居住権の取得の希望していることを申し出た場合に、居住建物の所有者の受ける不利益の程度を考慮してもなお配偶者の生活を維持するために(   )と認めるとき

正解 特に必要がある

 

⑤配偶者居住権の存続期間は、(     )とする。

正解 配偶者の終身の間

 

⑥配偶者居住権の存続期間について、(    )または(   )に別段の定めがあるとき、または家庭裁判所の審判で別段の定めをしたときは、その定めるところによる。

正解 遺産分割協議・遺言

 

⑦(     )は、その建物について配偶者居住権を取得した配偶者に対して、配偶者居住権の(    )を備えさせる義務を負う。

正解 居住建物の所有者・設定の登記

 

⑧配偶者は従前の用法に従い(    )をもって、居住建物の使用および収益をしなければならない。

正解 善良な管理者の注意

 

⑨配偶者居住権は譲渡をすることが(    )。

正解 できない

 

⑩配偶者は(    )を得なければ、居住建物の改築をしまたは第三者に居住建物の使用収益をさせることができない。

正解 所有者の承諾

 

⑪配偶者が配偶者居住権を譲渡したり無断で居住建物の改築をした場合は、所有者は相当の期間を定めて(   )をし、その期間内に是正がされない場合は、配偶者居住権を(   )させることができる。

正解 是正の勧告・消滅

 

⑫配偶者は居住建物の使用収益に必要な(  )をすることができる。

正解 修繕

 

⑬居住建物の通常の必要費を負担するのは(   )である。

正解 配偶者

 

⑭居住建物の有益費や通常の必要費とはいえない必要費を負担するのは(   )である。

正解 所有者

 

配偶者短期居住権とは、居住建物が配偶者以外の者に遺贈された場合でも、配偶者が暫定的に建物を無償使用する権利を認めること

①配偶者短期居住権は長期の配偶者居住権を取得した場合は(   )。

正解 発生しない

 

②配偶者短期居住権が認められないのは、配偶者が(    )である場合、(   )をされている場合である。

正解 相続欠格者・廃除

 

③配偶者短期居住権の期間は、居住建物につき遺産分割をすべき場合は、遺産分割により居住建物の帰属が確定した日または相続開始の時から(   )を経過する日のいずれか(   )まで。

正解 6か月・遅い日

 

④配偶者短期居住権の期間は、③以外の場合は所有者が短期居住権の消滅の申し入れをした日から(  )を経過するまでである。

正解 6か月

 

⑤居住建物の所有権を(  )または(   )により取得した者は、いつでも配偶者短期居住権の消滅の申し入れをすることができる。

正解 相続・遺贈

 

 

続きの問題はこちらから。