茨城一家殺傷事件の犯人・・・連続通り魔事件の犯人だった

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茨城県境町 一家殺傷事件概要

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日時 2019年9月23日午前0字40分頃

殺害 小林光則さん(当時48)妻の美和さん(当時50)

重傷 長男(当時中学1年)

軽傷 次女(当時小学6年)

1階で寝ていた当時大学3年の長女にけがはなかった。

2021年5月7日、殺人と傷害の容疑で埼玉県三郷市の岡庭由征(26)が逮捕された。

 

茨城県警によると2019年9月23日午前0字40分ごろ、美和さんから「助けて、痛い」と110番通報があった。

約10分後に警察官が駆けつけたところ、夫婦は2階の寝室で血を流した状態で発見された。

 

連続通り魔事件

2011年11月、当時16歳だった岡庭容疑者は連続して殺傷事件を起こしている。

高校を自主退学した3日後のことだった。

 

埼玉県三郷市の路上で、中学3年生の女子生徒の右顎を包丁で切りつけ、翌12月には千葉県松戸市の路上で小学2年生の女児の脇腹など数カ所を小刀で刺し、いずれも重傷を負わせた。

警察の取り調べでは「女子中学生の首を狙って刺したが、殺せなかった。」「次は確実に殺そうと思い、小さな子を狙って何度も刺した。」と供述。

 

怪我をした女子中学生の顎の傷は深さ約10センチ、頸動脈まで達した。

小学生の女子児童は脇腹や背中など計6カ所を刺され、重傷だった。

 

岡庭容疑者は殺人未遂2件、非現住建造物等放火6件、動物愛護法違反2件など、13件の罪に問われ、さいたま地裁で裁判員裁判にかけられた。

 

冒頭陳述で検察側は事件の経緯を説明。 

岡庭容疑者が中学生の頃からホラー映画で女性が苦しむ場面などに性的興奮を覚えるようになったこと、小中学生の女子を殺害すれば興奮や満足感を得られると考えたことを指摘した。

精神鑑定で、少年が広汎性発達障害と診断されたことも明らかにした。

 

裁判では、岡庭容疑者を刑事処分とするか、矯正教育を伴う保護処分とするかが争点となったが、13年3月「保護処分が相当」とし、医療少年院へ送られることとなる。

 

医療少年院を2018年に出所し、精神障害者のための自立支援施設で共同生活を送っていたが、岡庭容疑者はその後実家に戻る。

 

茨城県境町 一家殺傷事件発生

2019年9月23日、茨城県境町の住宅でこの家に住む会社員、小林光則さんと妻の美和さんが殺害された。2人の上半身には複数の深い傷があり、手には刃物を防ごうとする際につく傷もあった。

 

当時中学1年の長男も両腕両足を刃物で切りつけられ重傷を負い、小学6年生だった次女も両手に催涙スプレーをかけられ怪我を負った。

 

室内に荒らされた形跡はなく、鍵が壊されたり、窓が割られたりもしていなかった。

 

捜査本部は当初、夫婦に強い恨みを持つ顔見知りの犯行として捜査していた。

しかし、事件当日は雨天にみまわれ、周辺を木々で囲まれた小林さん方の立地から捜査は難航。

 

恨みによる犯行だけにとらわれないよう慎重に捜査を進め、同種の事件の洗い出しをした結果、事件は進展することになる。

 

危険薬物所持

2020年11月20日、埼玉茨城の両県警は、自宅に硫黄約45キロを貯蔵し、危険物取り扱いの基準に反したとして、三郷市火災予防条例違反の疑いで岡庭容疑者を逮捕した。

 

人に危害を加える恐れのある商品を購入した形跡があるとして、殺人予備の疑いで家宅捜索が行われ、早朝から始まった捜索には、危険物に備え防護服を着用し、ヘルメットと防毒マスクをかぶる捜査員の姿もあった。

硫黄約45キロや猛毒成分を含む薬品10本以上の刃物など、約600点を押収した。

 

岡庭容疑者を殺人容疑で逮捕

 小林さんの子供に、複数の男の顔写真を見せたところ、岡庭容疑者が襲った男に似ていると示すなど関連が浮上。

2021年5月7日、茨城県警は岡庭容疑者を小林さん夫婦殺害の容疑で逮捕し、29日に子供2人の殺人未遂と傷害の疑いで再逮捕した。

 

逮捕直後、岡庭容疑者は夫婦殺害について容疑を否認。

DNAや凶器などの直接的な証拠は現時点で見つかっていない。

 

しかし岡庭容疑者のスマホには事件前に現場周辺を撮影したとみられる動画がみつかっており、現場に残されていた足跡と同じ型の靴や、次女にかけられた催涙スプレーと同じ成分を含む熊よけ用のスプレーを容疑者が事件前に購入していたことも判明している。

 

水戸地検は6月7日、岡庭容疑者の刑事責任能力を調べるため、鑑定留置を開始したと発表した。

鑑定留置は9月6日まで。