今日の一冊は、「少ない労力で大きな成果をあげること」がテーマです。
本田直之さんの「無限大の成果を生み出す四つの自己投資術 レバレッジ・シンキング」です。
わたしは、効率的に物事を達成するためのノウハウを検証するのが大好きです。ゲームも攻略本とか、探すタイプです(汗)
現代社会では、情報が氾濫して、そのなかから自分に合ったモノを探すだけでも、労力が必要になります。多くの情報・選択肢が存在して、自分で取捨選択しなければ、飲み込まれてしまいます。
このブログを始めたのは、そんな世の中だからこそ~
何が自分にとって最適かを考えてみたい!!というひとりよがりな思いからです(笑)
何を意識しながら、日々を過ごすべきか。
自分はどのようにありたいのかを模索中です。
人間として何を大切にして生きるのか、という精神的な部分と、合理性を求めるノウハウとは一見矛盾しているのかもしれませんが、自分自身、知らないことが多すぎるということを知ったのは、ごく最近のことです。
限りある人生のなかで、いろいろと挑戦したいことがあるわたしは欲張りなのです。
そして大切にしたいことも、たくさんあるので、そのバランスに苦慮しているところです。
でも、ようやく、競争相手を過去の自分と認めることができたなら、アドラー的には健全ですよね!(笑)
合理化・効率化が求められる現代だからこそ
本書では、まず社会環境の変化によって、終身雇用の制度・年金制度・退職金制度などがほぼ崩壊してしまった。それに伴い、個人として自らの価値を高めていく必要性が挙げられています。
1億総活躍社会に象徴されるように、一人ひとりが付加価値を高め、生産性を向上させる必要に迫られている時代といえます。
それは日本国民が肌で感じていることではないでしょうか。
では、この労働生産性を高めるためにはどうしたらよいのか。
それは自己投資をすることです。
本書では、少ない労力で大きな成果を上げる方法を、「労力」「時間」「知識」「人脈」の四つの側面から提唱しています。
ゴールを明確に描く最大のメリットは、選択力が身につくことです。自分にとって何が大切で、何が大切でないかがわかるようになります。
現状からゴールまでを俯瞰して全体の流れを把握したら、逆算してマイルストーンを決めていきます。
時間投資のもう一つの方法が、時間割をつくり、時間のルーチン化を図ることです。これは無駄な時間を過ごさない仕組みです。すぐに行動を起こさず、この仕組みづくりに時間を投資することがポイントです。
出典元 本田直之『無限大の成果を生み出す4つの投資術 レバレッジ・シンキング』
著者の本田さんは、本人曰く「もともと面倒くさがりや」らしいのですが、読み進めるにつれて、多大な努力をされていることが随所にあらわれています。
一見するとありきたりに思えるノウハウは、緻密に分析され、一般のわたしたちにも取り入れやすいように計算されています。
年間400冊以上のビジネス書を読み、雑誌は月間20冊。
常に「意識して」考え、行動する。
「自己投資」をはじめたばかりのわたしにとってバイブルになる予感の1冊です。
とりあえず手始めに、睡眠大好きだからといって、低血圧を理由にするのだけはよそう!
目的をもって、読書をしている方にも改めておすすめの1冊です。
では、また~!!