ブログ 七転び八起き

司法書士試験合格までの9年間を綴ったブログです。

八回目で念願の司法書士試験合格

司法書士試験成績通知 8年分の成績を公開

平成27年の初受験から、令和4年に合格するまでの成績を大公開します。 初年度に全然点数が取れなくても、勉強を継続すればなんとか合格にたどり着くことができました。ぜひこれを励みに、道半ばの受験生の方々にも頑張っていただきたいと思います。 ➀平成…

【スキマ時間で民法・債権法①】債権の目的

債権とは、人に対する請求権のこと。特定債権とは、特定物の引渡しを目的とする債権のこと。種類債権とは、不特定物の引渡しを目的とする債権のこと。 ①債権の目的が特定物の引渡しである場合は、債務者はその引渡しをするまで、契約その他の債権の発生原因…

【スキマ時間で民法・相続法⑫】遺留分

前回のおさらいはこちらから。 遺留分とは、一定の相続人が取得することが保障されている最低限の遺産取得分のこと。 ①遺留分を有するのは( )以外の相続人である。 正解 兄弟姉妹 ②直系尊属のみが相続人である場合の総体的遺留分は相続財産の( )である。…

【スキマ時間で民法・相続法⑪】配偶者居住権

前回のおさらいはこちらから。 配偶者居住権とは、夫婦の一方がなくなった場合に残された配偶者が、亡くなった人が所有していた建物に、亡くなるまで又は一定の期間無償で居住することができる権利のこと。 ①配偶者居住権が生じるための要件は以下の3つであ…

【スキマ時間で民法・相続法⑩】遺言の撤回

前回のおさらいはこちらから。 遺言者は、いつでも遺言の方式に従って、その遺言の全部又は一部を撤回することができる。 ①遺言を撤回する意思表示をするには、先にされた遺言と同じ方式である必要が( )。 正解 ない ②遺言者は、遺言を撤回する権利を放棄…

【スキマ時間で民法・親族法⑨】遺言の執行

前回のおさらいはこちらから。 遺言の執行とは、遺言の内容を実現するための手続をいう。 ①遺言の執行は( )がいる場合は相続人は執行者とならない。 正解 遺言執行者 ②遺言書の保管者は、相続開始を知った後遅滞なく遺言書を家庭裁判所に提出して、( )の…

【スキマ時間で民法・相続法⑧】遺言の効果

前回のおさらいはこちらから。 遺言は、遺言者の死亡のときからその効力を生ずる。 ①遺言に条件停止を付した場合において、その条件が遺言者の死亡後に成就したときは、遺言は( )時からその効力を生じる。 正解 条件が成就した ②包括受遺者は、( )と同一…

【スキマ時間で民法・相続法⑦】遺言の方式

前回のおさらいはこちらから。 遺言は、遺言者が死亡した時から効力を生じる。 ①( )に達した者は遺言をすることができる。 正解 15歳 ②成年被後見人が事理を弁識する能力を一時的に回復している場合は、医師( )以上の立会いがあれば遺言をすることができ…

【スキマ時間で民法・相続法⑥】相続の承認・放棄

前回のおさらいはこちらから。 被相続人が死亡した場合、相続人は被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継することになるが、相続を拒絶することもできる。 相続人が相続を承認するか、放棄するかの選択権が与えられている。 ①相続人が、相続の承認また…

【スキマ時間で民法・相続法⑤】遺産分割

前回のおさらいはこちらから。 遺産分割とは、共同相続人の共有する相続財産を分配すること。 ①共同相続人は、相続開始後( )相続の全部または( )の分割をすることができる。 正解 いつでも・一部 ②遺産分割はいつでもすることができるが、例外的に以下の…

【スキマ時間で民法・相続法④】特別受益・寄与分

前回のおさらいはこちらから。 特別受益者とは、共同相続人の中で被相続人から、遺贈を受けた、婚姻や養子縁組のために贈与を受けた、生活の資本として贈与を受けた者のこと。 ①共同相続人の中に特別受益者がいる場合の相続財産の算定方法は、被相続人が相続…

【スキマ時間で民法・相続法③】法定相続分・指定相続分

前回のおさらいはこちらから。 法定相続分とは法律により定められている相続分のこと。指定相続分とは、被相続人が遺言によって定めた相続分のこと。 ①遺言による相続分の指定(指定相続分)がされたときは、法定相続分に( )。 正解 優先する ②法定相続分…

【スキマ時間で民法・相続法② 】相続財産・相続財産の共有

前回のおさらいはこちらから。 相続人は、相続開始の時から被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは、この限りでない。 ①不要の権利義務は相続人に承継( )。 正解 されない ②身元保証の債務は相続人に承…

【スキマ時間で民法・相続法①】相続人

民法の親族法についての問題はこちらです。 ①相続は( )により開始する。 正解 死亡 ②相続は( )において開始する。 正解 被相続人の住所 ③胎児は、相続については( )とみなす。 正解 既に生まれたもの ④被相続人には、子と直系尊属がいる。相続人となる…

【スキマ時間で民法・親族法⑧】後見・扶養

前回のおさらいはこちらから。 後見とは、親権による保護を受けることができない未成年者・成年被後見人を監護し、財産管理などをする制度のこと ①未成年後見が開始する要件を2つ挙げよ。 正解 親権者がいない・親権者が管理権を有しない ②父母が離婚した後…

【スキマ時間で民法・親族法⑦】親権

前回のおさらいはこちらから。 親権とは、父母の養育者としての地位、子に対する包括的な権利義務のこと。 ①親権の内容は大きく( )と( )に分けられる。 正解 監護権と財産管理権 ②親権を行う者は、( )の注意をもって、管理権を行わなければならない。 …

【スキマ時間で民法・親族法⑥】特別養子縁組

前回のおさらいはこちらから。 特別養子縁組とは、家庭裁判所の審判により養子と実方との親族関係を終了させる縁組制度のこと。 ①特別養子縁組で養親となる者は、( )のある者でなければならない。 正解 配偶者 ②夫婦の一方は、他の一方が養親とならないと…

【スキマ時間で民法・親族法⑤】普通養子縁組の解消

前回のおさらいはこちらから。 普通縁組の当事者は、協議により離縁することができる。 ①協議上の離縁は( )と( )により効力を生じる。 正解 離縁の合意・届出 ②養子が15歳未満の場合は、養親と、離縁後に養子の( )となるべき者との間で離縁について協…

【スキマ時間で民法・親族法④】普通養子

前回のおさらいはこちらから。 普通養子縁組の要件は以下の二つである。 1 縁組意思が合致していること 2 縁組障害がないこと ①普通養子の養親となる者は( )である必要がある。 正解 成年者 ②成年擬制により成年者となった者は、養親となることが( )。…

【スキマ時間で民法・親族法③】実子

前回のおさらいはこちらから。 実子とは親との間に血縁関係があると法律上認められる子のこと。実子には嫡出子と非嫡出子があり、婚姻関係にある夫婦の間に生まれた子を嫡出子という。 ①妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と( )。 正解 推定する ②婚姻の成…

【スキマ時間で民法・親族法②】婚姻の効力・夫婦財産制

前回のおさらいはこちらから。 婚姻により身分上、以下のような効力が生じる。 ①夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、( )の氏を称する。 正解 夫または妻 ②夫婦の一方が死亡したときは、生存配偶者は婚姻前の氏に復する( )。 正解 ことができる ③未成…

【スキマ時間で民法・親族法①】婚姻・婚姻の取消し

民法の総則を勉強したい方はこちらへどうぞ。 婚姻が成立するためには、次の要件を満たす必要がある。 ①婚姻意思の合致 ②婚姻障害の不存在 ①人違いその他の事由により、当事者間に婚姻をする意思がない場合は婚姻は( )である。 正解 無効 ②男は( )、女は…

【スキマ時間で民法総則⑬】時効の完成猶予、更新

前回のおさらいはこちらから。 時効の完成猶予とは、時効の完成が一定の期間猶予されること。時効の更新とは、時効期間がリセットされること。 ①裁判上の請求、支払督促、訴え提起前の和解、破産手続等への参加が行われた場合、その手続きが終了するまでの間…

【スキマ時間で民法総則⑫】消滅時効

前回のおさらいはこちらから。 消滅時効とは、ある権利が行使されないまま一定の期間を経過した場合に、その権利が消滅する制度のこと。 ①権利の中でも、( )は消滅時効にかからない。 正解 所有権 ②債権は、債権者が権利を行使することができることを知っ…

【スキマ時間で民法総則⑪】取得時効

前回のおさらいはこちらから。 取得時効とは、一定の期間、要件を満たしながら物の占有を継続した場合に、その物の所有権を取得できる制度のこと。 ①取得時効の要件は( )年間、所有の意思をもって平穏かつ公然と他人の物を占有することである。 正解 20 ②…

【スキマ時間で民法総則⑩】条件・期限

前回のおさらいはこちらから。 条件とは、法律行為の効力の発生・消滅を、将来の不確定な事実にかからせる旨の付款のこと。 ①条件を付すことができない法律行為は( )と( )である。 正解 身分行為・単独行為 ②法律行為の効力の発生を、将来の不確定な事実…

【スキマ時間で民法総則⑨】無効・取消し

前回のおさらいはこちらから。 無効とは、法律行為が成立したように見えるが、何らかの原因により最初から法律効果が発生しないこと。 取消しとは、法律行為の効力がいったん生じたが、取消権者が取消しの意思表示をすることにより、最初から無効となること…

【スキマ時間で民法総則⑧】無権代理・表見代理

前回のおさらいはこちらから。 代理権がないにも関わらず、代理人として法律行為をすることを無権代理という。 ①代理権を有しない者が他人の代理人として契約は、本人が( )しなければ、本人に対してその効力を生じない。 正解 追認 ②無権代理行為について…

【スキマ時間で民法総則⑦】代理・復代理

前回のおさらいはこちらから。 代理とは、他人が本人に代わって法律行為をし、その効果が本人に帰属することをいう。 ①代理の要件は( )と( )があることである。 正解 代理権の存在・顕名 ②代理人は( )は必要であるが、( )は必要ではない。 正解 意思…

【スキマ時間で民法総則⑥】詐欺・強迫・意思表示その他

前回のおさらいはこちらから。 詐欺・強迫による意思表示は取り消すことができる。 ①詐欺により意思表示した場合、その意思表示を( )。 正解 取り消すことができる ②第三者が詐欺を行った場合、意思表示を取り消すことができるのは( )に限られる。 正解 …